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地下室の階段を下ると、自意識と無意識の部屋がある

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韓国映画「パラサイト」を劇場公開後すぐに観にいきました。まさかアカデミー賞を取るまでとは思いませんでした。アメリカで大絶賛されているそうですが、韓国とアメリカでは格差社会がよほど深刻なんでしょう。

日本でも格差社会が広がりつつあると言われていますが、まだそこまで際立ってはないです。今後はどうなるでしょうか?
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【地下室と階段】
映画パラサイトですが、ストーリー中に「地下室」が出てきます。また作品終盤には、長い下り階段を駆け下りていくシーンがあります。

地下室には、人間の自意識・無意識などの隠喩であることがあります。地下室の階段を下って行けば行くほど、自己意識から無意識の世界に向かっていきます。
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【「ドストエフスキー」「ジョーカー」】
ドストエフスキーの小説「地下室の手記」には、タイトルに「地下室」がついてます。内容的には、自己意識の塊でできた主人公の話です。

昨年世界中で大ヒットした映画「ジョーカー」には、階段を駆け下りていく有名なシーンがあります。ニューヨークの観光スポットにまでなった階段です。

上記の記事を読んでから、映画「パラサイト」を観てください。また違った視点からこの映画を楽しめると思います!韓国通は必見(笑)
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韓国の芸能界と映画文化のレベル向上が凄まじいです。

 

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