【看護師になることが明確か】
看護学校の推薦入試の評価基準は、『看護師になることが明確な人』です。ここで疑問を持たれると、面接試験が厳しめになります。誤解されないためにも、志望動機書は専門家に添削してもらいましょう。
【学習意欲と目標、継続できること】
その次に大切なのは、『学習意欲があって進学する目的を有すること。継続できること』。看護学校は、看護師になるために必要な知識や技術を習得するところです。たとえ苦手なことがあっても看護師になるためには克服して知識や技術を身につけたいと、面接試験で示すことが必要です。先に自分の限界を示してしまうことは避けましょう。
【小論文は、時事問題・日常生活に関するものから】
看護学校や看護系大学の小論文のテーマは、一般教養や自己啓発、時事問題、高校までの知識や日常生活の範囲から出題されることがほとんどです。例えば、沖縄県内の看護学校や県立看護大学の過去問には『自ら学ぶ決意』『コミュニケーション能力を上げるには』『命の大切さについて』『高齢化社会について』『新聞記事から』などが出題されています。どれも日常生活や学習意欲に関するものが中心です。
【小論文に医療の知識はでない】
注意すべきことは、看護の小論文だからといって医療系の知識を問うような小論文のテーマはまず出ません。看護受験に詳しくない塾・予備校で対策をしてしまうと、直接医療の知識を問うような小論文対策を勘違いしてやってしまっています。志望動機書も同様です。
【医療は進学後に学ぶこと】
直接的に医療の知識を問う小論文テーマは、看護学生の就職活動時の小論文、助産専攻科の小論文、看護系大学院の小論文です。なので看護学校や大学に入学してから対策してください。(もし入学試験で、医療の知識を問う小論文が出題される学校は、ネットで過去問の傾向が公開されています。県外のごく一部の学校です)
【確認するかのように同じことばかり質問されたら】
推薦入試に合格できなかった時は、その原因を仮説でもいいので考えておきましょう。面接試験では受験生の様々なことを質問されます。しかし受験生によっては、一つのことしか質問されないケースがあります。面接官から繰り返し同じ質問を何度もされた場合は、それが原因の可能性が高いです。
【合格への道。志望動機書を書き直す。専門家に添削】
もし上記で説明したことに当てはまる場合は、一から志望動機書から書き直してください。しっかり志望動機書と面接対策をすれば、一般入試で合格される方は多いです。最後まで頑張りましょう!!