国公立大学受験、看護医療受験

資格がなくとも教員になれる時代。看護師も教員になれる!?

【資格がなくとも教員になれる時代へ】
教育委員会は、教員資格を持たない社会人の採用に力を入れています。その原因は、定年退職する教員が増えたことと同時に、教員を目指す若者が減っているためです。学校現場の長時間労働が社会問題化し、若者が教員を目指さなくなったこともあります。

【専門職は有利。看護師の高校教諭への道】
いくつかの新聞社の記事を読みましたが、専門知識や技能・特技をもつ人材が、学校教員へ積極採用されやすいです。広島県では、看護師の実務経験が5年あれば、高校の看護学科や福祉系の教員になれる道が開かれています。

 広島県は、2012年度実施の試験から教員免許がない社会人の特別選考を高校の工業科と看護科で始めた。本年度は対象を高校の福祉科にも広げる。介護福祉士か看護師の資格を持ち、正規職員として5年以上の勤務経験があることなどが受験条件。採用する場合、県教委が特別免許状を出す。特別免許状を持つ教員は交付を受けた都道府県だけで教壇に立てる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/386aee54f7b751a52c6075d58169a23d15d2be87(yahooニュース)

【働き方改革】
教員の世界は、働き方改革への取り組みが遅れていたのだと思います。今は、どこの職場でも労働環境の改善が進んでいます。そうでないと、労働者の離職率が高くなってしまい、職場で長く働いてもらえなくなっています。

【看護師の職場環境は改善がすすんでいる】
看護師の職場環境ですが、各病院は、看護師の離職率を減らす取り組みを進めています。沖縄県立病院は、コロナ前まで、毎年、新卒看護師の離職率が減っているデータを公開していて、職場環境の改善をアピールしていました。他の病院もそうです。看護師の職場環境の改善に取り組んでいる病院は増えています。ですが、まだ古い体質の病院があることも事実です。なので就職活動をするときは、志望先の情報収集をしておきましょう。

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