国公立大学受験、看護医療受験

沖縄県立看護大学の2022年度(令和4年度)入試の実施要項

沖縄県立看護大学の2022年度(令和4年度)入試の実施要項がでました。
入学者選抜実施要項ですが、冊子での配布はしないそうです。ネットでの閲覧のみになりそうです。

★一般入試での選抜

  • 大学入学共通テスト 配点1,000点
  • 小論文 配点100点
  • 実績評価 50点
  • 個別面接 配点なし

大学入学共通テストの各教科の配点

  • 国語 250点
  • 社会 100点
  • 数学 200点
  • 理科 200点
  • 英語 250点

【対策について】
数学は、1科目の100点満点を2倍にして200点になるので重みが大きいです。理科も2倍になります。英語はリーディング試験の100点満点を150点満点に換算します。沖縄県立看護大学に一般入試で合格するには、国語、社会科で平均点を目指して、数学と理科、英語を頑張れば余裕で合格できます。

2次試験は、小論文と実績評価と面接です。小論文は100点満点で、面接は配点なしです。でも面接試験の評価が高いと小論文の点数が高くつく可能性はあります。大学入試共通試験で合格ボーダーラインぎりぎりの受験生は、小論文と面接を頑張りましょう。

★高校推薦選抜
配点

  • 学校調査書及び実績報告書の評価 70点(学業成績と課外活動を評価する)
  • 面接評価 30点

提出書類

  • 学校調査書、実績報告書、自己推薦書
  • 実績報告書は、受験生本人が書いて学校が確認したもの。自己推薦書も本人が書いて、面接評価の資料とされる。

【対策について】
今年は高校推薦選抜に小論文試験が課されていません。なので、令和4年度の推薦入試は進学高校でない学校からも合格しやすくなると思います。

小論文は、学力差というか実力差がはっきりと出るので、小論文がない場合、意欲が高くて運を引けば合格できることがあります。過去の県立看護大学の出身高校の合格実績を見るとなんとなく感じるものがあります。

【課外活動を頑張った方おすすめ】
学校の成績が良くて、さらに課外活動を頑張った方は、高校推薦選抜にぜひ応募してみましょう。実績報告書と自己推薦書は本人が書いて提出する必要があります。面接試験で、課外活動についてアピールできれば合格できる可能性が高いと思います。

★学士選抜
出願資格

  • 大卒または見込み、4年の専門課程を修了して高度専門士の称号を取得した者または見込み。
  • 学術、文化・芸術、スポーツ、社会貢献のいずれかにおいて実績がある者

選抜の配点

  • 書類による実績評価 70点
  • 面接評価 30点

主な出願書類

  • 実績報告書
  • 自己推薦書
  • 大学などでの成績証明書
  • 人物について照会可能な方2名の連絡先と受験者との関係

【対策について】
学士選抜で合格するには、提出する実績報告書について面接試験でいかにアピールできるかにかかります。面接で、プレゼンテーションおよび質疑応答を行うとあるので、大学の研究室や企業にてプレゼンテーションの経験があると良いです。経験がないのならば塾などで対策したほうが良いです。自分の実績についてわかりやすく説明できることと、質疑応答では論理的にできるだけ素早く返答することが求められるでしょう。要するに、事前準備をいかに万全にしておくかです。

こう書くと相当な優秀な人でないと合格できなさそうですが、実際は進学したい意欲が認められれば合格できたりします。何かしらの実績のある方は、プレゼンテーションの練習をして学士選抜に挑戦してみてはどうでしょうか?当塾で対策しています。

【詳細は、県立看護大学のWebページで必ず確認】
一般入試の選抜、高校推薦選抜、学士選抜について大まかに書きましたが、詳細は沖縄県立看護大学のWebページにて必ず確認してください。実施要項は冊子での配布はしないとあるので、以下のリンク先をしっかり読みましょう。令和4年度沖縄県立看護大学の看護学部看護学科入学者選抜実施要項

【募集要項は9月下旬以降から】
試験場、出願方法・手続きなどに関する詳細は、学生募集要項で発表されます。
学生募集要項は、令和3年9月下旬以降から発表予定とのことです。たまに入試科目の配点などが変更になることがあるので、最終決定は募集要項で確認しましょう。

目次